祐希「 なんでペットショップなんか来なきゃあなんねえんだよ…… 」  カレン「 いいじゃなあい! それにゆうきみたいな( かーいー! )コもいるかもよお? 」  祐希「 俺は動物かよっ!!! 」  カレン「 …野性的なとこは、 みりょくだけどお? 」  祐希「 お前それでほめてんじゃねえだろな… 」  カレン「 もっチろーん!! イチバン祐希の事わかってるの、おにーさまとあおいさんの次は、 あたしよ? 」  祐希「 かあさんが、 ぬけてるぜ… 」  カレン「 ええ! それってあたしがほんとに祐希のランキングに入ってるってこと? きゃーーっ!! もー、 う・れ・しーーーー!!! 」 祐希「 (やれやれ) 勝手に言ってろ…… 」     ※ ※ カレン「 きゃーーーー!!!! かーわいいいいっ!! 」 祐希「 ……たくどいつもこいつも人間様にへこへこしやがって。 」 カレン「 んもぉーーーー!!  ほんんっと、 夢がないんだからあ!! 」 祐希「 だからいったろうが。 俺はだめなんだよ、 こういうのが。 」 カレン「 むふっ(はあと) そんなんじゃあここにいるかわいーーい『 どうぶつ 』さんも、 ゲットできないぞぉ!? 」 祐希「 お前のジョークは聞き飽きたぜ。 」 カレン「 ……ひどい、 ひどいわ!! 祐希… あたしこんなにあなたを好きで、あなたに尽くしてるのに… そんなのって……(泣)(泣) 」 祐希「 わるかった…… 言い過ぎた 」 カレン「 ……だめよぅ(泣)。 もう、 限界……。 そんなに『 嫌われてた 』なんて…… 」 祐希「 いちいち泣くなよ。嫌ってるとは、言ってねえだろ 」 カレン「 (泣)… ぐすっ ……ほんと? 」 祐希「 まあ、な…… 。」 カレン「 ああ!! ありがとお!!( 抱き付く )  あたし、 信じてたわ!! 祐希はそういう人だって!(涙がお) 」 祐希「 …だから、もう泣くな。 」 カレン「 うん…(ふきふき)  ……ほんとにすきよ、ゆ・う・き… 。( ねへ! 嘘泣きの効果てきめん ) 」 祐希「 さーて、とっとと帰るぞ 」 カレン「 むむ? ちょっとお!  祐希!?  まちなさいよお!! 女のこを泣かせといて早速その態度はないわよお!!  」 祐希「 カワイイ動物を、 見に来たんだろ? おれら。 」 カレン(ま、 そうやってはぐらかすとこがまた、 いいんだけど… ) 「 ま、 いいわ。 でも今日の夕食は、 おごってもらうわよ? 」 祐希「 なんだよそりゃ!? 」 カレン「 それくらいの価値はあるわよお、 美女の真珠の涙を見せたげたんだから。 」 祐希「 鏡、 毎日みてるか?? 」 カレン「 どう言う意味ぃ!??? 」                           〈  (続きだけど)  番  外  編    〉 ( まったくなにをはなしてるんでちゅかねえ… すぴんねっチュうるさくてねむれまちぇんよ… ) ( ぐうでちゅよもでちゅ。 にんげんなんて、 らららでちゅよなあ! ) ( でちゅでちゅ。 ) 祐希「 んん!? 」 カレン「 なあに? どうしたの? 」 祐希「 … いや…。 」 そのとき、 奥の大きな檻からピンクのアライグマの着ぐるみを着た、「 少女!? 」が 飛び出してきた!!! 祐希「 な!!  なんだあ!? 」 ぼふっ!! 抱き付かれる祐希! カレン「 なに!? なんなのよぉ!! 」 祐希「 やめろ、 バカ!! 」 しかし、 なぜか不思議な効果!? でなんかそのクマがいとおしくなってきた祐希。 祐希「 つれて…  かえる…(ぼー) 」 カレン「 な、 何をいいだすのよ!! もお、 しっかりしてよ祐希ぃ!! 」 祐希「 なまえは… 『 もも 』 だろ? ……わかるぜ… マイ・スウィート… 」 もも( にんまり )←しゃべれないのかも!?     カレン「 ちょっとお!! 今の最後、 聞き捨てならないわよ!! 」 店主「 まいどぉ…  お代は、 いらないよ。 」 祐希「 さあ、 いこうぜ、 愛の巣へ…… 」 カレン「 巣――――っ!?  しっかりしてーー、 ゆううきぃぃ!!! 」 もも(ぴきーーん!!)カレンに目を光らす。 カレン「 うう・…  なんか・・  ちからがぁ…… (どさっ) 」 ( まーーた、 ぎせいしゃがでまちたねえ… ) ( こわい、こわいでちゅなあ… )                      …………お二方に、 捧ぐ。