だきあうふたり。 「ああ、ごめんよこずえ…」 「いいの。しばらくこうしていようよ。」 「ああ、こずえ!」 「もう、せっかちなのはあいかわらずね…」 「だって、だって会えなかったからさぁ」 みつめあうふたり。ちかづいていくくちびる… 「…てぇ、ちょっとまった!」 イクミがさえぎる。 「…どうしたの? …ひゃ!」 (じぃ…) ネーヤ。 「…あのぉ、なんでここに? ていうかいつの間に来てるわけ??」 「…つよい、きもちにひかれて」 「でもさあ、ここって個室よ… ああそっか、関係ないのね…」 (にこ) 「(ふたり)にこじゃなーい!」 つぶやくユイリィ。 (そんな、ああ…)ぶるぶる (ああ、だめよだめよブルー、あたしたち、おわったのよ…)くねくね (そうなの、もうおわったことよ。おねがいわすれてちょうだい)いやんいやん (あーん、だめだめ! そんなのいけないわ!だってわたしたち)ぷるんぷるん (あーれぇー… そこまで、そこまでおもっててくれたのね)ぽっ (でもやっぱりだめよだめだめ! ふどうとくよぉ〜〜…)のけぞり (じぃ…) 「はっ!」 「ネ、ネーヤ、いつからこの部屋に???」 「さっき」 「まさか、わたしが私がデスクについて、何か考え事を始めてからとか…」 「そうだよ」 「私、どんな事を考えていたかなんてわからないわよね?ね??」 「…だめよだめよ」 「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」 すぐに背中を押され、退散させられたのは言うまでもない。 サンタさんナイトキャップをかぶり、おやすみ前のヘイガ−。 「ああ…」 (ルンルン、いまごろどうしているんでしょうか…) (きっとオジンくさく風呂に入りながら、鼻歌でも…) (ああ、なんということでしょうか…あられもない) (せ、背中をながすなど、いけませんよ、いけません!) (じぃぃ) 「…なんですか、ノックも無しに」 「ヘイガ−さん、るくすんのこと」 「さ、さてなんの事でしょうか(汗)」 「ああ、そのほっぺにほおずり」 「きょぉぉぉぉええええええええええ!!!!!!!!」 その夜、彼の隣人は奇妙な奇声とあわただしい物音を聞いたという。 結論:リヴァイアスにプライベート無し。特に愛情系…