( かわる にちじょう 6 ) ( あああ俺ッ!! … おちつけええ、 おちつくんだあっ )彼女は自分を抱きしめ ながら葛藤していた。 ( はいいい、 いけません、 いけませんよおお!  邪念を、 邪念を! じゃねー ーんっ…  を! すてねばあっ!!!! ) ( そうさ、 俺だっておとこのこ!! まだまだ脱線したくなる時だってそりゃあ! ありますとも! でもねえ、 これだけはいけませんよおこれだけは!!! ) ( そうさ、 そうだよお!!  彼女がどんなに傷つくか、 かんがえなさいってば ねえ、 きみぃ!!! そう、 欲をステルノデ―ス、 ボンノウヲタチキルノデ―ス!! …… って俺わ妖しい宣教師 かあっっつうのっ!!! ) …… 尚も続くらしい……。  ( はあああああ……  イメージでひとり、 ぶつくさも疲れます……  しかし、 ここでカワイイ声でしゃべっては なおさら煩悩に火がつくのは目に見えてるし…  ああ昴冶くぅーーーん… キミがあお いちゃんだったら どーーする?? ねえ、 どーーーーーする!? このあわれなおぜクンにおせーてくだ ちゃい…  おねがい! )  「 あれ? こずーえー、 コーヒーこぼしたのお!?  はやくきがえちゃいなよお!  かぜひくわよお!? 」 …部屋に戻ってきたレイコだった。  「 あ、 アア… そうするよ… わよ… はははははっ(汗) 」 「 !? なあにい?  冷や汗なんかかーいてえ… しかも今日はやけにしゃんとして るじゃーーん! 」 「 そ、 そうかな… そんなことはないですわ、 おほほほほほ… 」 …… そして運命の時!? を迎える彼女(!?)…… ( かわる にちじょう 6−2 ) get!! funnky, [revius!!] get funky…  「 アイシャのいのりぃ、 じひよりふかきこころぉ… 」 ニックス( 中ファイナ ) は、 この悪夢を断ち切ろうと、 ひたすらこの一文を唱えながら艦内をさまよっていた。  ( 声の質は何となくにてるけど、 なぜ私がこんな子供に…… ) さすがに納得でき ないらしい。 そこへ昴冶が通りかかった。 思わず笑みのもれる彼女(!?)。 「 ああ、 昴冶!!  わたし心細くて… あいたかった! 」 抱き付く、 ニック ス( ファイナ )。 「 …… どうして? 」  「 え?? 」  「 … どうしてこんなことするの? 」 …昴冶( 中ネーヤ )としては、 ふつう にギモンだっただけなのだが…… 「 そ… そんな昴冶、 冗談はやめて!! あたしを助けて!! 」 どうやら彼女を 追いこんでしまった様だ。 しかし彼女も外見はニックスだからこっちも冗談に見える… 「 わからない、 わからないよ… 」 「 そんな・・   昴冶ぃ!! 」 すがるニックス( ファイナ )…… そこへブルー( 昴冶 )もあらわれた!  「 あれ!! 俺のからだじゃないか!!  だれか、 だれか入ってるのか!? 教え てくれ!! 」 自分を!? ゆさぶるブルー( 昴冶 )。 「 え?? なに? なんなの??? 」 もはや錯乱気味のニックス( ファイナ ) … そこへ更に!! ラン( 中パット )と ファイナ( 中ラーフラ )を連れたエリナ まで現れた!!!  「 あれれ?  お兄ちゃん達がけんかしてるぅ 」 ラン( パット )には、 昴冶 達のやりとりがそうみえるらしい。 「 もきゅ? もきゅううん!!(嬉々) 」 ファイナ( ラ―フラ )は、敏感に ご主人を察知すると、 ニックス( ファイナ )のもとへ( モチロン4つ足で )駆 け寄った。  「 ははははは…… 」 もはや彼女には全てが夢だった…  自分の身体ががじゃれて くる… しかも4つ足で歩いて。 三秒もかからずに彼女は気絶してしまった…… どうやらそのあと、 エリナが彼女をファイナ部屋まで連れていった様だ…… 。