「こぉの、クソ兄貴っっ!!!」   《ばこっ》 「ってえっっ…… ユウキ、 もっと、おとうさんみたいにぶってくれ。」 「??? おっ… おとうさん?? 」 「そうだ、おとうさんみたいに、だよ。」 「(記憶もねえのに…)わかったよ… こら、昴冶!!ふざけちゃあだめだろっ」   《ポクッ》 「だめだ。おとうさんは、そんなじゃない。」 「!… (クソッ… じゃあこれでどうだ!)お父さんのゆうことがきけないのかい、昴 冶!」   《ぱこっ》 「だめだ、だめだ。おとうさんは、そんな、「ぱこ」なんてたたかない!」 「(クウ… )おやじのいうことが、きけねえのかああっ!!!このバカむすこがあああ っ!!!!!!」   《どこぉぉぉぉんんんんんっ!!》 「ゆ、ユウキ、よくやったな… 。それが、わが相葉家の、父親像… だ。」 「!!!…… マジッ!? ………だからおふくろは…… 」 「ああ…… わかれたんだ… 」 「… うう、そうとも知らず、おれはっ… に、にいちゃんっ!!!」 「わかってくれたか、 おとうとよ。(はっし!)」 「わあああああああん、にいいいいちゃあああああんん……… 」 「よしよし…… 」 そして、おれは…… 朝陽で目が、さめた。